21 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/03/31 19:50
前の職場の同僚が酒の席で話してくれた話。

彼の通っていた高校は山の上にあり、バスの乗り換えなどが
面倒だったのでバイクで通学していたそうなんです。
ある日はまたま彼の学校の授業が半日で終わる日があり、
いつもの下り坂がガラガラだったそうで、彼はここぞとばかりに
坂道を何往復かして「無茶な走り」を楽しみました。
あともう一度やって終わりにしようと思ってもう一度坂を上る途中で
突然飛び出してきた猫を思いっきり跳ね飛ばしてしまったそうなんです。
猫は衝撃で道沿いの排水溝の中で息絶えていました。
首輪を付けた黒猫だったそうです。
彼も家で三毛猫を飼っており胸が痛んだのですが、罪悪感よりも
恐怖心が勝ってしまい、そのまま逃げ出してしまいました。
タイヤにこびりついた血と毛を、知り合いのバイト先のガソリンスタンドで
洗い落として帰宅し、いつものようにバイクにシートをかけて家に
入り、そのまま黒猫の事は忘れてしまったそうなんですが。

翌朝、母親が家の前で跳ねられたらしく側溝に落ち込んで死んでいる
飼い猫を発見して大騒ぎになりました。
彼の脳裏に昨日の黒猫の姿が浮かんだそうなんですが、偶然だと思う
事にして、母をなだめつついつものように通学のためにバイクのシートを
めくってまたがろうとした時…。

「ブラシも使ってしっかり洗ったはずなのにさ、前輪に黒い猫の毛が
びっしり付いてたんだよね。」